カードゲームを行っているとどうしてもルール間違えや裁定ミスは起こります。
無くすことは不可能です。
それを受け入れられないならデジタルカードゲームをしてください。
とはいえ、ルールや裁定を守ってプレイし、間違っていた場合は受け入れて円滑にゲームを進行する努力もまたすべきです。
カードの能力が相反する状況を生み出すような高度でわかりにくいレアケースならまだしも
初歩的で基本的なルールを間違えておりでそれを指摘しても認めない相手との対戦はかなりストレスが溜まります。
ということで、今回はコナンTCGで割と間違えやすいルールとそれのエビデンスを紹介します。
ルールブックは改定によって掲載位置が変わるためスクショのみを貼り付けます。
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アクション/コンタクト
アクション、ガード、コンタクトはカード能力/効果を読み解く上で重要な用語になるため、しっかり理解しましょう。
[ID0169]怪盗キッドはアクションしたときにカードを1枚引ける効果。
一方、[ID0240]千葉和伸はコンタクトしたとき、手札を交換できる効果。
どちらが効果を発動しやすいかというと(千葉和伸の特徴[警察]に限定される部分は一旦、無視したとしても)[ID0169]怪盗キッドになります。
アクションしたときとは
キャラの能力の「アクションしたとき~」とはアクションの宣言をし、スリープさせた時点のタイミングを指します。
コンタクトしたときとは
一方、「コンタクトしたとき~」とはキャラ同士の闘い、すなわちコンタクトが発生したタイミングを指します。
相手の現場にスリープのキャラがいたり、事件にアクションをガードしてくれないと能力の発動ができないため、能力の発動ができない場合が「アクションしたとき」のものよりも多くあります。
アクション終了時とは
一方で「アクション終了時」はコンタクト終了時や証拠がリムーブされた時を指します。
「アクションしたとき」と大分、タイミングがずれているのがややこしいですね。
カードの能力/効果
スリープ/スタンでもカードの能力は無効にならない
スリープ/スタン状態でもカードの能力は無効になりません。
ただし、能力の発動のためスリープが必要な場合は「アクティブ→スリープ」が必要なためスリープ、スタン状態だと能力を使うことはできません。
スリープ状態であれば能力が使えるという意味ではありません。
【重要】[ターン1]は発動自体は強制
【ターン1(2)】で発動する能力は条件を満たしたときに必ず発動します。
なので、コナンTCG初期では中森青子の任意のように見えて強制効果という裁定は話題を呼び、若干、中森青子の評価が下がりました。
依然、強力なカードであることには変わりませんが。
[~枚まで選び]が能力のブレーキ
上記の盤面(相手現場無し)でネクストヒントを使用してレベル7の毛利蘭を出した場合に
「江戸川コナンのデッキ下に戻す能力は自分相手のキャラを問わずに【ターン1】だから歩美ちゃんは絶対デッキ下に戻さないといけないの?」と思われますが、江戸川コナンの能力を見ると「キャラを1枚まで選び~」と書かれています。
1枚まで選びというのは0枚選択が可能です。
よって、歩美ちゃんは現場に残すことが出来ます。
名称ターン1は(現状)無い
【ターン1】のターンに1度しか発動しないという制約はタイミングさえ満たせば重複して発動します。
ネクストヒント
ネクストヒントは「FILEを取る→手札を使う(使わない宣言)」一連の行為
ネクストヒントは「一番上(最新)のFILEを取る→手札を使う(使わない宣言)」一連の行為を指します。
よくある間違えとしては
「FILEを取る→(やべ、FILE足りない)パートナーアシスト→手札を使う(使わない宣言)」はできません。
ネクストヒントは「FILEを取って手札の使用権利が増える」という認識は誤りです。
ネクストヒントを行った後に行動の制限はない
ネクストヒントを行った後、パートナーのアシストはできないと認識されるケースがありますが、ネクストヒント(FILEを手札に加える→手札を使用)を行った後ではパートナーのアシストは可能です。
ネクストヒントは「FILEを取って手札の使用権利が増える」という認識をし、ネクストヒント中にパートナーアシストをしようとして「ネクストヒント中にパートナーアシストは使用できない」という説明を曲解、もしくは適切ではない解説によって生まれたローカルルール(?)かと思います。
ネクストヒントは効果ではない
ネクストヒントの手札の使用による登場は効果でなくメインフェイズ中に行える”行動”のひとつのため、効果による登場には当てはまりません。
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